M愛すべき人がいては本当の話?実在モデルと実話キャストまとめ

浜崎あゆみさんの自伝ドラマ「M~愛すべき人がいて~」が話題になっています。

鈴木おさむさん演出テイストの影響からか、今どきそんなこと言う?と思わせるセリフや過剰な演出など「これは本当の話?」と考えてしまうくらい、かなり面白い内容です。当時流行った懐かしの曲が流れるのもグットですよね。

特に登場人物が個性豊かで、アユとマサ以外の”実在モデル”が誰なのか気になる人も多いのではないでしょうか?

今回は、「ドラマM」が本当の話なのか?キャストの実在モデルは誰なのか?などを紹介します!



M愛すべき人がいては本当の話?

浜崎あゆみさんの自伝本からドラマ化した「M~愛すべき人がいて~」が話題ですが、「そもそもこのドラマは本当の話なのか?」考えている人も多いはず。

書籍版「M愛すべき人がいて」は、「浜崎あゆみ本人から聞き取りを元に書かれた小説」と言われております。

本の冒頭には「事実に基づくフィクションである」と書かれているので、完全なノンフィクションではないと言えます。

小説でも登場人物「アユ=浜崎あゆみ」「マサ=松浦勝人」とはっきりと明記され、エイベックス、ヴェルファーレ等などの実在する名称がはっきりと書かれています。

ドラマ版は「小説にドラマオリジナルの要素を加えたフィクションです」と冒頭のテロップで説明されています。

よって、「実話を参考に作成されたオリジナルドラマとなります

浜崎あゆみさんと松浦勝人さんのレコード会社「avex」がドラマでは「a victory」に名前が変わっていたりと少々オリジナルドラマとなっています。

アユとマサの物語「M」。夢をみなければ何も始まらない。この原作に大映ドラマのような衝撃なキャラクターも登場するオリジナリティーも足して、新たなシンデレラストーリードラマとしてお届け出来ると信じております。
引用元:脚本家鈴木おさむさんコメント公式サイトより

ドラマの続きが気になる方は、原作となっている書籍版「M愛すべき人がいて」で内容を確認しましょう!

 



実在モデルと実話キャストまとめ

まずはドラマ「M~愛すべき人がいて~」の相関図を確認しましょう!

”過剰な演出”や”濃いキャラの登場人物”が現実世界から少しかけ離れているような設定で、あまりリアリティを感じない方も多いですね。

しかしながら、この「演出や演技などのやりすぎた感」が人気の秘密のようです。

一番気になるのが「ドラマの登場人物は実在するのか?」という点です。

次に、実在するモデルとキャストをまとめましたので、確認していきましょう。

ドラマ「M~愛すべき人がいて~」の実在モデル、キャストを紹介していきます。

アユ&マサの他に意外にも”実在するモデル”がいるようで驚きです!

こちらで紹介するのは以下の方々です。

出演者と実在モデル 一覧表
役名 出演 実在モデル
1.アユ 安西かれん 浜崎あゆみ
2.マサ 三浦翔平 松浦勝人
3.流川翔 白濱亜嵐
4.姫野礼香 田中みな実
5.大浜 高嶋政伸 依田巽
6.中谷 高橋克典 相澤社長
7.輝楽天明 新納慎也 小室哲哉
8.天馬まゆみ 水野美紀 原田真裕美


1-1.「アユ」役:安西かれん

日本の歌姫として音楽シーンのトップを目指す「アユ役」として安西かれんさんが演じます。

自分の才能を見出してくれたマサの言葉だけを信じて耐え抜き、ひたむきにレッスンに取り組むうちに、いつしか信頼感が恋心に変わっていく――。

1-2.【実在モデル】浜崎あゆみ

「ドラマM」主人公の浜崎あゆみさん

1978年10月2日生まれ、本名は濱崎 歩

愛称「ayu」誰しもが知っている日本のアーティスト

1996~1999年の”誰もが認めるアーティスト”になるまで、実際にスターダムにのし上がった3年間をドラマでは描かれます。

1999年1月発売のデビューアルバム『A Song for ××』が約150万枚を売り上げて歌手としてブレイクを果たすと女子中高生を中心に彼女のファッションやメイクを真似する若者たちが増え、マスコミなどから「女子高生のカリスマ」と呼ばれるようになった

2-1.「マサ」役:三浦翔平

「a victory」の専務・マサを演じる三浦翔平さん

アユを圧倒的にサポートする欠かせない存在として登場し、次第にアユには愛のムチと言わんばかりに次々と厳しい課題を与えるとともに、それ以上の愛情をもって見守り続ける。一緒に厳しい試練を乗り越えるうちに、アユを所属アーティストとしてだけでなく、一人の女性として愛するようになる――。

2-2.【実在モデル】松浦勝人

1964年10月1日生まれ、日本の音楽プロデューサー、実業家、エイベックス株式会社代表取締役会長CEO

1996年、後に歌手としてデビューをする浜崎あゆみとクラブで出会う。その後ニューヨークへ飛び、2年間にも及ぶレッスンやトレーニングを経て、1998年のデビューまでの準備に入り、その才能から「日本の歌姫」のスターダムに上げた立役者

もちろん松浦氏もこのドラマには絶対かかせません。

3-1.「流川翔」役:白濱亜嵐

「a victory」の社員のマサの直属の部下。白濱亜嵐さんが演じます。

アユを発掘したときもマサと一緒に行動していて、良き理解者として存在します。

しかし、次第にガールズグループのプロデュースを任されたことで燃え上がった野心を大浜らに利用されることに…。

3-2.【実在モデル】この役は原作にはいない

白濱亜嵐さんがドラマのインタビューに答えた時の一言です。

「流川翔」は架空のオリジナルキャラです。

4-1.「姫野礼香」役:田中みな実

マサの秘書として登場する「姫野礼香」

右目に”みかんの皮”のような滑稽な眼帯をしている意地悪キャラ。田中みな実さんが演じます。

愛するマサがアユに肩入れするのが許せず、激しく嫉妬。狂気すら感じる姑息な手段でアユへの嫌がらせを繰り返す。ドラマの演出上必須キャラとなっております!

4-2.【実在モデル】実在するモデルはいない

書籍版「M~愛すべき人がいて~」も登場しない。完全オリジナルキャラです。

5-1.「大浜」役:高嶋政伸

レコード会社「a victory」の代表取締役社長の「大浜」を演じる高嶋政伸さん

会社のトップに君臨して、マサの才能を「a victory」には必要だと認めていますが、徐々に立場が危うくなってきたのが感じられたのか、マサをあの手この手で追い出そうとします

5-2.【実在モデル】依田巽

「大浜」のモデルは、かつてエイベックスの社長を努めていた依田巽(よだ たつみ)さんと言われています。

1940年5月27日生まれの79歳(2020年5月現在)

1988年に「トーマス・ヨダ・リミテッド(現・ティーワイリミテッド)」を設立。

その後に松浦勝人さんと出会いavexの前身である「エイベックス・ディー・ディー」顧問に就任し、1992年にavexの会長に就任

約12年間在籍して2004年にavexの会長を退任しました

この依田さんが松浦氏の前のavex社長だったため、可能性は高いと思います。

6-1.「中谷」役:高橋克典

芸能事務所「中谷プロ」の社長役に高橋克典さんが演じます

「中谷」はアユがavexに所属する前の、上京してすぐに所属した芸能事務所の社長。

中谷にとってはアユは普通のタレントでしたが、マサが目をつけている事を知ってから「アユ」の事を手放さない為に、大浜らと結託して二人の邪魔をしようとするのだが…。

6-2.【実在モデル】サンミュージックの相澤社長

「中谷」の実在モデルは”サンミュージックの相澤社長”と言われています。

浜崎あゆみさんはavexに所属する前の事務所がサンミュージックだったことから「中谷は相澤社長?」と噂されています。

相澤社長と言えば、桜田淳子・松田聖子・早見優・酒井法子・安達祐実といったタレントをスカウト・育成し、デビューさせ、桜田・松田・早見・酒井の存在で“女性アイドルと言えばサンミュージック”という評価を確立させている。

アイドルの有望株には、自宅2階に住まわせて寝食を共にして親代わりとなり暖かく家族的な事務所経営を行っていたことで有名。

ドラマの「中谷」のような、アユに対しての執拗な手回しはもちろん無かったでしょう。

7-1.「輝楽天明」役:新納慎也

「a victory」の凄腕音楽プロデューサーの「輝楽天明」(きら てんめい)は新納慎也さんが演じます。

別名「キラ」と呼ばれ、見た目の風貌や言動が奇抜で強烈なキャラクターです。

マサのライバルで敵対する関係です

7-2.【実在モデル】小室哲哉

キラこと「輝楽天明」(きら てんめい)は小室哲哉さんと言われています。

自身の音楽ユニットであるTM NETWORKと並行して、作曲家としても活躍する。

1994年のTMN終了前後から、観月ありさ、篠原涼子、trf、hitomi、内田有紀、H Jungle with t、dos、globe、華原朋美、安室奈美恵など、多数の作詞、作曲、編曲と音楽プロデュースを兼任して行った。1994年から1999年の間に数々のミリオンセラーやヒット曲を打ち立て、各メディアにおいて「小室ファミリー」、「小室サウンド」、「小室系」といった名称でカテゴライズされる、自身の少年時代からの夢だった小室ブームという社会現象を起こした。

私生活では、globeのKEIKOさんと結婚されて幸せな家庭を築いていましたが、2008年には音楽著作権の詐欺事件が世間を賑わせました。そして2018年には不倫騒動などがあり、惜しまれながら芸能界を引退しました。

8-1.「天馬まゆみ」役:水野美紀

ニューヨーク在住のボイストレーニング師として、強烈キャラの「天馬まゆみ」を水野美紀さんが演じます。

アユに徹底的にレッスンし、マサが最も信頼をよせるトレーナーです。

エグゼクティブな振る舞いと激しいレッスンがアユを覚醒させます。

8-2.【実在モデル】原田真裕美(はらだ まゆみ)

かなり強烈なキャラクターなので「天馬まゆみは存在するの?」と疑問でしたが、原田真裕美さんじゃないかと噂されています。

原田真裕美さんは20年前くらいにエイベックス関連のスターの卵たちを指導されていました。

その中には、TRFのYukiさん、安室真美恵さんなどその時代の大物スターを教えていました。浜崎あゆみさんは3人目くらいの生徒さんだったそうです。

浜崎あゆみさんが歌手デビュー前は歌の経験がまったくなかったようです。その浜崎あゆみさんを歌えるようにしたという原田真裕美さんはすごいボイストレーナーです。

ドラマに出てくるような決して意地悪い先生ではないです。

ご本人はドラマの原作ストーリーを読んで腹を立てたようです。

でも、フィクションということで何とか怒りを抑えたとか。

脚本家の鈴木おさむ氏が作品を面白くするために作ったキャラクターだったと言えます。



まとめ

M愛すべき人がいては本当の話?実在モデルと実話キャストまとめの記事でした。
実在モデルの人となりや経歴がどんなにすごい方々だったのかが伝わると幸いです。実在モデルが誰なのかわかるとドラマを更に面白く見れますよね。個人的には青春時代に聞いていた歌手の人生を描いたドラマは非常に楽しみです。