eco検定は100点中70点以上で合格です。私が合格できた過去問題集を解答した勉強方法や合格試験の攻略方法を備忘録として情報共有します。無料の資料ダウンロードやpdf資料だけを使った勉強方法では合格できないので、これから受験する方はご参考にして頂ければ幸いです。



eco検定は過去問だけ勉強すれば合格?

合格した勉強方法を公開します。下準備として公式問題集を用意してください。本番検定試験の出題傾向が分かりますし、過去問を解いてeco検定への慣れも期待できます。問題集はできるだけ直近に発売された新しい問題集を買いましょう。

市販の過去問だと直近1、2年分しかありませんが、緑のgooであればさらに過去問に触れることもできます。ただ図や表については表示されない文字だけなので、過去問を買わないと図表入りの問題は解けません。

通信講座などで数千円くらいお金を払って勉強をするやりかたもありますが、大学に行くくらいの学力があれば公式テキストと過去問の独学で合格可能です。

問題の理解を深める為には公式テキストも合わせて購入すると参考になります。問題集は後述する通り解いていき、公式テキストは教科書のかわりになるので一通りななめ読みして合格できました。

eco検定合格者にアンケート調査を実施したところ、約70%の方が「2ヶ月以内」という回答がされています。実際かなり少ない勉強時間でも合格だけが目標であれば、合格できると思います。学習方法は、公式テキストを読んだ後、仕上げに問題集で予行演習される方が多いようです。



短期間に勉強を済ませる方法

過去問を一切勉強せずに「1回」解答。公式の過去問題集は3回分過去問と模擬試験問題2回分があります。対策方法として3回分の過去問を使用します。一切勉強せずに過去問を「1回」解答します。

一切勉強していないのに50点以上を容易に獲得可能です。「あれ?意外とeco検定って簡単なんじゃないか?」と思えばしめたものです。「どうせ受からない」という負のイメージをなくし、勉強すれば受かるという前向きな考えを自分に持って頂ければいい傾向です。

過去問で6点以下だった問題を確認する

eco検定は全10問出題され配点は各問10点、計100点のうち70点以上で合格。各問で7点以上獲得すれば70点以上の合格可能です。

6点以下の設問は対策が必要。出来てない問題を解けるようにする方が点数の上がり幅が大きく合格が近づきます。弱点を克服したい項目のみ過去問を「2回分」解く。最初に解答した過去問を除いた残り「2回分」の過去問を使用。しかし全問解答する訳ではなく、6点以下だった問題だけ解答していきます。2年分の過去問を使えば、毎年問題に挙がる単語や内容は似ているため、合格ラインに達する知識を十分得ることが可能です。



eco検定の試験攻略法

効率的な勉強法と攻略法で合格を得ましょう!長文穴埋め問題(2,4,9問)は数字の小さい順に解答を選ぶ。テキストの過去問を確認すると穴埋め問題の単語から選ぶ問題については「全問の数字より小さい数字での正解はない」ということが判明。

第2,4,9問は簡単な問題です。平均8点以上獲得を目指しましょう。

第7問は問題文を読まない。問題文と設問が関連していないので読まないほうが回答しやすい。

2点問題は配点が高いので(第5,7,10問)集中的に勉強必要。2点問題は大量得点が獲得できます。しかしここは勉強しないと合格は困難です。これだけで合格圏内に近づきます。



eco検定とは

eco検定とは正式には「環境社会検定試験」と呼ばれ、合格すると合格証と「エコピープル」の称号を得ることができます。商工会議所が発行する資格であるため定期的な更新等もなく、法的な優位性はありません。eco検定は基本的に7月と12月の年2回行われています。だいたいその1ヶ月半前が申し込み締切日となっています。

合格発表はいつ?

eco検定の合格発表はweb上で行われます。試験のだいたい20日後が、web成績表照会期間です。また合格証発送日は、web照会期間の開始日から1週間後となっています。

eco検定出題形式

・マークシートによる選択問題
・制限時間2時間
・100点満点のうち、70点以上で合格

eco検定とはどんな人が受ける?

学生さんが就職活動の為、受験されているようです。また試験内容から仕事上環境に詳しくないといけないたちがの方やISO14001、産業廃棄物に関わる部署で勤めている方が多いです。

試験会場を見渡すと受験者の男女比率は男性7割、女性3割ほど。
学生のような若くて肌ツヤが良い方も多く見られ、就職活動で自分に対する付加価値を付けたいと考え受験しているようです。

eco検定の難易度

年2回試験が行われ毎回1万人程受験し、合格率は70%以上です。数字だけ見れば難関な試験ではありません。本番でひねった問題が出されることはほとんどないので、過去問をくり返し問題を解くだけで効果があります。演習を反復学習することで、出題傾向がわかってきます。

しかしながら、まったく勉強しないで合格するのは難しいと思います。理由は問題の構成として普通使用しない単語の意味を問われる内容が多いからです。

eco検定の受験料

受験料は5500円です。1回で受かるようにしましょう!

eco検定の需要

ハローワークで聞きましたが、環境問題についていろんな分野の企業が関心をもっていて、企業側の関心は高いようです。

特に建設業や製造業は業務内容が関係してくる環境問題に力を入れていますし、CSR活動やISO14001活動に力を入れている企業は環境問題には力を入れていることが多いので、eco検定も注目されています。「環境問題に関する資格を取りたい!」と考えている方は、まずはeco検定取得をめざしましょう。

アドバイスとまとめ

試験前日から勉強を始めても合格できます。そんなぎりぎりで大丈夫?と心配な方は、前週週末くらいから集中して勉強して頂ければ安心です。eco検定は時間をかけて勉強しても大きな見返りがあまりない資格と言えます。効率的かつ短期集中型の勉強方法で資格を取得し、有効に節約した時間を活用しましょう。