テレワークは会社から決められた事を行えばサボりにはならず、怒られることはありません。サボる人はどんな人でしょうか?自己管理が甘すぎる人です。サボり防止対策として「期限が決められた課題」を行うことです。在宅勤務による「さぼり」を防ぐ方法をご紹介します。また、テレワークを行うため監視が必要となります。監視方法としてはwebカメラでの状況の共有についてご紹介させて頂きます。



サボり防止対策として有効な方法

在宅勤務による「さぼり」を防ぐ方法としては「その日の成果物の提出を義務づける」といった方法が有効です。

やり方としては、在宅勤務を実施する前日に、上司に提出する成果物を報告。そして上司は在宅勤務時に報告した通りの成果物が提出されたかどうか確認。具体的な成果物の提出が設けられることで、在宅勤務であっても「さぼる」ことなく仕事を行う必要性があります。

在宅勤務で実施する業務と、職場にいる間にやり遂げる業務の整理や見える化が行われることで、業務効率化に対する意識を芽生えさせるといった効果も期待できます。



サボり防止の監視方法を紹介

「さぼり」を懸念する声は、在宅勤務によって従業員の姿が見えないために起こりえます。空間共有を行うのも「さぼり」を防止するという意味では有効。

空間共有を行うには、職場にいる人と在宅で勤務する人が互いに見えるように、常時Webカメラを接続する方法が挙げられます。

例えば、Web会議システムなどを通じてビジュアルコミュニケーションの促進を行う「ブイキューブ」では、互いの顔がいつでも確認できるように、作業するパソコンとは別にタブレットを設置。タブレットの画面を通じて、上司と部下の顔が確認できるようになっています。

「さぼり」の防止につながるのはもちろん、働いている人同士の顔が見えたり、コミュニケーションが気軽に取りやすくなったりと、在宅勤務でも「孤独感」を軽減することにつながります。

また「ブイキューブ」が提供している「V-CUBE Box」など、テレビ会議に必要なシステムを利用すれば、オフィス空間全体を映し出すことも可能となります。

職場で働く人の多くが在宅勤務者を把握できるようになるのはもちろん、在宅勤務する側も職場で実際に働いている感覚が芽生え、適度な緊張感のもと仕事に取り組むことができます。

テレビ会議システム利用で、異なる拠点間の様子を把握することも可能。サテライトオフィスとの円滑なコミュニケーションにも、利用することができます。

定量評価に変える

人事評価の方法としては、数値化できるもので評価する「定量評価」と、仕事の姿勢などで評価する「定性評価」があります。

定性評価では、上司の評価がカギを握ります。すると部下は上司に認められるよう、やる気や姿勢でアピールするといった場合があります。

すると「上司からどう見られているか」にどうしても意識が向いてしまい、上司がいるときはしっかりやるが、上司が見ていないときは多少手を抜くといった感覚に自然と陥ってしまう恐れがあります。これがひいては、上司の目が見えない環境(在宅勤務)でさぼってしまう結果を招く可能性もあります。

そこで定量評価を中心に据え、あくまでも成果で判断する環境へと整備することも必要になる可能性があります。在宅勤務だから「さぼる」という発想を防止することにもつながります。



在宅勤務の「さぼり」は仕組みで防げる

「さぼり」を懸念するということは、在宅勤務において従業員の意識が重要であると考えていませんか?在宅勤務を導入するのであれば、企業側が「さぼらない」仕組みを整えることが大切です。

その方法が今回紹介した常時Webカメラを設置して、在宅勤務を見える化することや、成果物の提出を義務づけることであったりします。このように「さぼり」を防止する仕組みの導入しましょう。

「テレワーク」とは、「tele=遠い」「work=働く」を組み合わせた造語。厚生労働省によるテレワークの定義は「ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」です。主にインターネット環境で、上司や同僚などの会社のメンバーと連絡を取りながら、本来の勤務地以外の場所で仕事をすることをテレワークと言います。テレワークのメリットは、個々の従業員のライフスタイルに合わせ、育児や介護などを行う働き方ができたり、遠隔地に引っ越してしまった配偶者の転勤などの従業員を引き続き雇用でき、優秀な人材を確保することが可能。

テレワークは、3種類に分かれます。

・在宅勤務:従業員本人の自宅にて働く
・モバイルワーク:移動中バスや電車内、駅、外出先のカフェ、取引先のオフィスなどで業務を行う
・サードプレイスオフィス勤務:シェアオフィス、レンタルオフィス、コワーキングスペース、サテライトオフィスなどで働く

在宅勤務は育児や介護などで自宅に居た方が都合が良い従業員にとって最適な働き方で、営業職などの外出が多い職種はモバイルワークを活用で効率的に仕事ができます。

テレワークはやるべきことが明確で期限が決まっていれば、サボろうと思いません。反対に何をすべきか業務目的がはっきりしていないと「さぼりたい」気持ちが出てくると考えます。それはテレワークに限らず、どんな働き方でも同じではないでしょうか。